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所長挨拶

記帳・申告代行を超えて、経営計画作成支援とそのモニタリングを最重要視する会計事務所です。経営者が描くこうとする未来像の聞き手となり、その実現のためのアドバイザーです。

■私の思い

私がこの仕事を始めようと考えたきっかけは大学卒業後就職した保険会社の破綻です。私はまだ若かったので方向転換も可能でした。しかし、多くの上司、先輩はそういうわけにはいきませんでした。まともに聞けなかったのですが、入社時に社会人としてあるいは金融マンとしてのイロハを教わった上司や先輩方の多くは家族とともに路頭に迷った方も多いと聞いています。会社が倒産すると、とんでもないことになる。会社をつぶしてはいけない。そんな思いが私の原点です。もちろん、倒産を免れないこともあるでしょう。しかし、私はその当時の思いを忘れずに、この職務にあたってゆきたいです。

■お願い

幣事務所では原則として記帳代行業務を行っておりません。理由は幣事務所の経営方針として、経営助言、経営戦略支援、そして経営者や経営幹部の皆様の悩みやおもを聞き、その実現に向けた支援をしたいからです。企業の参謀として内部に切り込みたいからです。おそらく、会計事務所に支払う報酬には、ある程度の限りがあると思います。その限られた報酬の中で、私どもができる最高のサービスは何か？を考えると、間違いなく記帳代行ではございません。マラソン選手は練習中もレース中も必ず時計を使っています。それは目標を設定し、実際のタイムとの差を常に把握したいからです。事業も同じです。マラソン選手の時計となるのが、リアルタイムでの記帳です。記帳代行ではリアルタイムの記帳が不可能なのです。自計化（自分の会社で記帳すること）ができれば、マラソン選手の時計と同じです。私どもは会計は会社を強くすると信じております！