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大学卒業後は、外資系のシステムコンサルティング会社に入り、システムのプログラミング、設計・開発、提案などに携わりました。
　その後、港区の税理士事務所で税務に従事し、法人・個人のお客様のほか、相続の案件にも多く携わりました。金融機関からの紹介のお客様が多かったので、お客様ご本人よりも金融機関の方からの要求が細かく、迅速さも求められましたのでとても鍛えられました。
　そして平成１８年、この“さくらがおか税理士法人”に入り、所長に師事しました。
平成２１年に税理士登録をし、今の副所長に任命されてからは管理的な仕事が多くなってきています。
　ところで『良い税理士』とはどのようなものでしょう？
　「税法をよく理解している」　「通達や書籍の事例に通じている」　「裁判例の知識が豊富」これらがだいたいそろっていれば良い税理士でしょうか？
いえ、より大事なのは、『お客様から見て良い税理士ってどんな人？』　…という視点でしょう。
「税制改正を毎年教えてくれない税理士」「税務上の質問をしても、即答できないことは放置されてしまう税理士」「専門用語が多くて理解困難、または説明が下手な税理士」「毎月、金額を集計するだけで、何が問題なのか、どう手を打てばいいのか教えてくれない税理士」「決算間際になって、初めて『納税額は○百万円くらい（やけに多額）ですね』、と言ってくる税理士」…このような税理士は、『報酬を払う価値のない税理士』というべきです。
顧客の気持ちになって、どの点にご興味を持っていらっしゃるか、どうお話しすれば理解しやすいか、を絶えず考えること。税法や改正情報、裁判例の収集・理解だけでなく、見やすい説明資料の作り方、プレゼンテーションの手法、コーチングの技術など、税法以外のノウハウも絶えず 研修することが大事だと思っています。
今お付き合い頂いている関与先さまとのお話の中でも、税理士としての改善点や方法について気付かされることもあります。私からも、関与先さまの社長様に税法以外の部分で経営のお役にたてるような情報提供をできるよう、雑学めいた話も研究しながらお互いに切磋できる関係でいたいと思っています。 どうぞよろしくお願いたします。